


前職では、組込製品の開発業務、主にSWの仕様、設計、スケジュール管理をPLやPMとして7年程度経験してきました。次のステップアップを考えていた際DXアンテナと出会い、まず自分の経験を最大限生かせる仕事であること、そして自分のペースで仕事ができるという点に惹かれました。また開発者としてスキルアップ環境に縛りがなく、様々なことにトライしやすいことも入社を決めた理由です。

ソフト設計としては、以前メディアコンセントのファームウェア開発に従事していました。地デジをAndroid・iOS端末にて快適に視聴するために、地デジ受信から必要な情報を取り出し視聴アプリ側への転送する重要な部分を担当しました。視聴側アプリとのデータ通信プロトコルの設計検討からCPUのスペックに収まるパフォーマンス設計に至るまで、地デジ放送の仕組みを理解しながらファームウェアの開発へ落とし込む設計は、困難な開発箇所もありましたが、その分大いにやりがいがある仕事でした。



今後のトレンドとなるソリューションや新規格などを使用した製品提案だけでなく、やりたいことを自分で探し、事業として検討・提案することにやりがいを感じます。開発業務のなかでは、量産製品の発売までの工程を理解できると自分自身が成長できたようでやりがいを感じますね。メディアコンセントの開発でもファームウェアのCPU依存部(ドライバ)からミドル層まで一連のファームウェアとして開発し、製品化された時は非常に喜びを感じた事を覚えています。

エレコムグループであるDXアンテナは放送事業だけでなく、様々な分野にビジネスフィールドが大きく広がっています。グループ会社には最先端技術を有する会社も多く、今後はグループの技術者との情報交換や交流も頻繁に行っていく可能性も高まっています。この環境を最大限活用し、今まで培ってきた自身の技術力を発揮して、放送事業にとらわれず、時代のニーズにあった製品開発にトライしたいと考えています。
