


学生時代の就職活動では、モノづくりに携わる仕事をしたいと考え企業研究をしていました。モノづくりの中でも電気回路に関する分野が興味深く、面白いと感じたため、高周波回路/アンテナ設計に関する技術力があるDXアンテナを志望。仕事の進め方や、開発環境など詳しく聞かせていただき、この環境なら成長できると感じたので入社を決めました。

ブースター設計を担当していますが、1つの製品に対して、業務が分業化されていないため、回路構成検討から、基板設計、部品選定、定数検討、性能評価まで携われる点がDXの開発職の特徴であり、面白さです。一般的な開発職は限られた領域を担当することが多いと思いますが、DXの場合、電気担当と機構担当がペアを組み、相談しながら製品開発を進めていきます。全行程に携わることで幅広く学ぶことができるため、常に新しい発見があり、自分自身の成長を感じることができます。



製品開発に携わっていると、要求仕様に対して、スペックが満足しないときが必ずあります。こんな時もお互いに思っていることや解決アイデアを出し合い、意見交換しながら課題解決にあたります。筐体構造見直しや回路検討を行っていくことでより良い解決策を見出すことができますし、苦労して完成した商品が家電量販店で並び、お客さまが使用しているのを見ると、やってよかったとやりがいを感じます。

IOT、AI、5Gなどの技術革新による新たな市場が生まれていく中でもDXアンテナが持つ、高周波技術やアンテナは大きな強みにありえると私は思っています。さらには、DXアンテナが持つ技術とエレコムグループの他社が持つ技術、そして他業種で培ったノウハウを持った新しい開発者をうまく融合させながら、新たな製品・サービスの創出をし、個人の成長とともに会社の成長を成し遂げたいと考えています。
