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【コラムVol.5】工場にセキュリティカメラを導入するメリットと注意点

実は、工場にセキュリティカメラを導入するメリットはたくさんあり、作業員の勤怠や作業内容を管理することで工程を改善・効率化するだけでなく、安全管理、品質や在庫管理にも活用できるなど、上手に運用すれば十分な費用対効果が見込めます。

このコラムでは、工場でのセキュリティカメラの効果的な運用方法や注意点、導入までの流れを解説します。より効果的にセキュリティカメラを運用するための参考にご活用ください。

 

従業員を管理する

 

工場にセキュリティカメラを設置して従業員の仕事ぶりを撮影することで、勤怠を管理したり不正を防止したりすることができます。

管理者が見回らなくても離れた場所の状況を簡単に確認でき、24時間稼働している工場では夜間の様子を記録しておくことも可能です。このようにセキュリティカメラを設置すれば作業員を管理する手間が大幅に省け、管理者にかかる人件費などを削減することもできます。

 

ラインなどの作業を効率化する

 

業務をより効率化することにも監視カメラは役立ちます。

製造ラインでは作業員の手元を映して動作をチェックしたり、全体を映して作業動線を把握したりといったことができます。

また、個々の作業員の技術レベルを査定することにも役立ちます。遠隔からコミュニケーションをとれる機能のついたカメラを使えば、離れた場所にいる作業員に業務指導も可能です。作業効率を改善して作業員の技術レベルを上げれば、製造ラインの生産性はおのずと上がることでしょう。また、タイムリーな部品発注を行うために部品在庫の確認も可能です。

 

 

製品の品質を保つ

 

工場では、製品の品質がなにより重要です。管理者や作業員がどれだけ気をつけていても、トラブルが発生するおそれは常にあり、例えば、異物混入や、印字エラー、不良品の発生など、企業にとって致命的な損害をもたらします。

セキュリティカメラなら、製造ラインを撮影することで、何重にも製品をチェックすることが可能です。撮影した記録が残っていれば、どの時点でトラブルが発生したのかなどの原因を究明していくことができます。原因さえわかれば、今後の再発を防ぐ改善策を講じることができ、そのように製品の品質を保つ体制を整えることで、大きな損失を未然に防ぐことができます。

また、温度管理が必要な材料を格納した場所に設置した温度計をセキュリティカメラで確認することで、離れた場所から温度変化を記録できます。クリーンルームような、入退室管理の必要なエリアの確認にもおすすめです。

 

工場内の安全を守る

 

工場では、不注意や機器の故障によってケガなどの事故が起こるおそれがあります。大きな事故が発生すれば、従業員や顧客の信頼を失うことになりかねません。

工場の出入り口や搬入口にカメラを設置すれば、人や車の出入りを管理することもできます。部外者の侵入を防いで従業員の安全を守り、盗難などの被害も防ぐことができ、欠かせない財産である従業員や製品、資材を守ることができます。

 

危険な箇所にセキュリティカメラとモニターを設置すれば、各々が安全確認を徹底でき、事故が発生した際の原因究明や防止対策を検討することにも役立ちます。また、危険なエリアにある圧力計などアナログメーターの監視もカメラを通し可能です。

 

 

プライバシー侵害にならないために!監視カメラ導入時の注意点

 

セキュリティカメラには多くのメリットがありますが、工場にセキュリティカメラを導入するのであれば、撮影される作業員に配慮する必要があります。働く作業員を撮影することは、個人情報保護法なども絡むため、正しい知識をもった上で導入、運用しなければなりません。従業員とのトラブルを避けるためにも注意点をあらかじめ確認しておきましょう。

また、セキュリティカメラを運用する事業者に必要とされる個人情報の取り扱いに関する知識について、経済産業省では「カメラ画像利活用ガイドブック」を策定しています。また、各自治体でも監視カメラの運用に関するガイドラインを公表しているところがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

 

まとめ

 

本記事では、工場にセキュリティカメラを導入するメリットと注意点についてご紹介いたしました。
DXアンテナでは豊富なラインアップを取り揃えたセキュリティカメラをご用意しております。
導入から工事、保守までしっかりとサポートいたしますので、ご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせください。

 

導入から工事、保守までしっかりとサポートいたしますので、ご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせください。
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