DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 米山實)は、離れた場所で複数の要介護者の状態をリアルタイムに確認することのできるシステム『aamsセンサーマット』を2017年8月1日に発売します。
『aamsセンサーマット』は、『aams〈安心・安全・見守り・システム〉(株式会社バイオシルバー製※)』で検知した心拍、呼吸、体動、離床、着床などの見守り情報を、DXアンテナの製品である『同軸線モデム』により同軸配線で伝送、離れた場所のモニターに表示させることのできるシステムです。本システムを導入することで、複数の要介護者の状態を24時間、リアルタイムに確認することができ、介護業務の負担を大幅に低減します。
※aamsは株式会社バイオシルバー製で、当社は販売代理店です。
<aamsセンサーマットの運用>
お使いのベッドのマットレスの下に「センサーマット」を設置し、センサーユニットを各室のTVコンセントに接続。同様にTVコンセントに接続した「同軸線」で宿直室の管理マスターサーバーにセンサー情報を伝送します。
【基本システム例(4床に使用した場合)】
<aamsセンサーマットの特長>
1. 非接触・非拘束でバイタルを検知
センサーマットをマットレスの下に敷くだけで、心拍、呼吸、体動、離床、着床を検知します。慣れたベッドのままお使いいただけ、寝心地も損ないません。
2. 高感度・高耐久性マット
マット部は電気を使用しないエアー式のため、安全で長持ちします。
3. 個人ごとにアラート条件設定可能
ご利用者様1人1人に合わせたアラート設定が可能です。異変があった時にはモニター画面上でお知らせします。ナースコール接続機器を利用すれば、ナースコールシステムとも接続できます。
4. 複数人の利用者を一覧で表示可能
個人ごとのグラフ表示機能もあり、リアルタイム表示だけでなく就寝状況の記録表示や、日別・月別のレポート出力も可能です。
5. 『同軸線モデム』で安定通信
DXアンテナの『同軸線モデム』と組み合わせることで、安定的にデータを伝送することができます。新たなLAN配線工事が不要、既設の同軸線を活用して簡単に導入することができるので、通常の施設運営を妨げず、利用場所の移動も楽です。
※親機1台に対して最大15台の子機接続が可能です。
※対応室数を増やしたい場合は、同軸線モデムの親機の数を増やすことで対応できます。
<基本システム例(4床に使用した場合)の価格>
品名 | 型番 | 数量 | 単価(税抜) |
aams.介護セット | B015-AAMSKS | 4 |
オープン価格 |
管理マスターサーバーL1-5 | B015-NUCMS1 | 1 | |
同軸線モデム | EOC12C01 | 5 | |
USB変換アダプタ | MPA-EMA015BK | 4 | |
LANアダプタ | LAN-TXU2C | 4 |
※その他 キーボード、マウス、表示器(PCモニターまたはテレビ、タブレットなど)、ハブなどが必要です。管理マスターサーバーは、6床以上に対応した機種のご用意もございます。
※本製品は福祉用具です。医療機器では無いので医療行為には使用しないでください。