DXアンテナ株式会社

新着情報

災害時の自治体における迅速な避難所開設を実現!V-Lowマルチメディア放送「V-ALERT®」を用いた自動遠隔鍵解錠システムを兵庫県加古川市に本格配備!

DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 長代輝彦)は、自治体向け防災情報伝達システム「V-ALERT®※1」の高度利用サービスとして、自治体が避難所に設置する鍵ボックスを放送波により遠隔で解錠できる機器「V-Low鍵ボックス(VRK10F1)」を兵庫県加古川市に15基納品しました。機器は順次稼働を開始しており、万が一の災害時には住民の方が職員等の到着を待つことなく、迅速に安全な避難所へ退避することが可能となります。

株式会社ジャパンマルチメディア放送(東京都千代田区:代表取締役社長 梅本宏彦)が推進するV-Lowマルチメディア放送「i-dio®※1」を用いた防災情報伝達システムV-ALERTは、ジャパンマルチメディア放送グループが全国で提供する新しいデジタル地上基幹放送であるi-dioを活用して、災害時に自治体が直接情報を伝達できるソリューションです。音声のみならず文字・画像までを、地域や属性ごとに出し分けて戸別受信機や屋外拡声器などに伝送し、バリアフリーかつきめ細やかな情報伝達を可能とします。
当社のV-Low鍵ボックスは、V-ALERTの特性をさらに拡張した「高度利用サービス」に初めて対応した機器で、受信機が緊急放送の指示内容を自動的に解釈し、避難所開設を遠隔で実現します。
公衆通信回線を利用しないため耐障害性に優れ、一刻を争う災害時に迅速な避難所への退避を実現します。

解錠時にLED文字表示板の表示、同時に屋外階段の誘導灯を点灯させるなども、別途オプションで可能。
津波を想定し、最上階の避難所まで速やかに住民を誘導します。

<製品の主な特長>
意図した場所だけ放送波で遠隔解錠できる鍵ボックス
V-ALERT高度利用放送を受信して自動的に解錠される、バッテリー搭載型の鍵ボックスです。避難所や避難倉庫等の鍵を収納しておくことによって、災害の影響により職員や管理者が駆けつけられない場合でも避難施設の利用が可能となります。
停電時対応
バックアップ電源で最大5時間稼働します。
屋外設置可能
IPX4相当の防沫形で、屋外への設置も可能です。
■拡張性
接点出力端子に接続することにより、パトライトや避難誘導灯を制御することも可能です。2

従来の避難所鍵ボックスには、暗証番号を用いたものや、地震の揺れを検知するタイプのものなどがありました。しかし、混乱を極める災害時には操作することが困難であったり、多様化する災害に対して対応できなかったり、また平時のセキュリティ面では不安が残る点がありました。V-Low鍵ボックスはこれらの問題を解決するソリューションであり、多数の自治体からお問い合わせを頂戴しております。

今後当社では、かねてより取り組んできたDXマルチキャスト(IPDC=IPデータキャスト技術を用いた一斉伝達技術の総称)の商品ラインアップと、放送波の確実な受信を実現する受信ソリューションを強みとして、ジャパンマルチメディア放送グループと共に、V-ALERTの多様な活用を実現する提案活動を強化してまいります。

1 i-dio®、V-ALERT®は株式会社ジャパンマルチメディア放送の登録商標です。
2 アンサーバックシステムは別途、回線事業者との契約が必要となります。

 

<製品に関するお問合せ先>
DXアンテナ株式会社
【カスタマーセンター】0120-941-542
http://www.dxantenna.co.jp/customer/
<本リリースに関するお問合せ先>
DXアンテナ株式会社 マルチキャスト推進室
〒102-0073 東京都千代田区北4丁目-28
九段ファーストプレイス3F
TEL(03)6631-1442 FAX(03)6631-1445