DXアンテナ株式会社

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既存ヘッドエンド装置の4K・8K対応可に!CS/BS-IFブロックプロセッサーを新発売!

DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 米山實)は、新4K8K衛星放送に対応するケーブルテレビ事業者向けにCS/BS-IFブロックプロセッサー(HBP10S)を2018年1月16日に発売いたします。

本製品は、BS・110度CS衛星IF信号の右旋・左旋各偏波をそれぞれ4つのブロックに分割し、ブロック単位でレベル調整やチルト調整、増幅・カットができる為、施設の4K・8K対応への改修に有効です。
4K・8K放送(BS・110度CSの右旋・左旋)で使用する3224MHzまで対応できることは勿論、低コスト・省スペースで最良な伝送路を構築することができます。

2018年に本放送が開始されるBS・110度CSによる4K・8K放送では、これまで使われていない左旋円偏波が使用され、3224MHzまで拡張された衛星IF周波数で伝送されます。受信システムとしては、ケーブルテレビ局舎の右左旋円偏波対応アンテナにて全帯域を受信し、契約者に対し視聴提供する帯域のみを選別し再送信します。
このため、伝送プランに合わせて4つのブロックをブロック単位でレベル調整やカット・増幅する必要があります。
今回発売するブロックプロセッサー(HBP10S)は、各チャンネルではなく各衛星のブロック帯域ごとの増幅・カット、ならびに利得調整機能に撤することで、本体の小型化と低価格を実現し、本製品1台で事業者様の伝送プランにあわせたヘッドエンドの4K・8K設備改修を可能にしました。

 


実用新案登録済 (登録番号:3209232号)【特許出願中】<CS/BS-IFブロックプロセッサーの特長>

①ブロックごとに個別にレベル調整やカット・増幅が可能
右旋・左旋の衛星IF信号の4つのブロック(右旋BS・右旋110度CS・左旋BS・ 左旋110度CS)に対して、ブロックごとに個別に利得・チルト調整、増幅・カットができます。
例えば、BSの右・左旋だけを取り出しパススルー伝送する事も可能です。

※画像はクリックすると拡大表示します②細かな調整・設定が可能
(1) AMP/CUTスイッチによりブロックごとの増幅・カットを選択可能。
各ブロックに対して個別に利得30dBの増幅 または カットの設定ができます。
(2)レベル調整機能(LEVELボリューム)
ブロックごとにレベル設定機能(0~-10dB)があります。
(3)チルト機能 (TILTボリューム)
ブロックごとにチルト調整機能(0~-5dB:上限周波数基準)があります。
(4)送信機への混合機能
この製品で調整した衛星放送IF信号と既存のCATV下り信号を混合するための混合機能があります。

③調整高機能帯域フィルターの採用
4つのブロックごとに帯域外減衰量及び周波数特性の優れたフィルタを採用しており、1ブロックごとの増幅・カットが可能です。また、1ブロックごとのレベル・チルト調整を組み合わせることでBS・110度CSアンテナからの信号レベル全体をフラットに調整することができる為、後段の光送信機や増幅器への入力レベルの負担を軽減します。

④低価格・省スペース
ブロック単位での増幅・カット、利得調整機能に絞ることで、本体の小型化と低価格を実現しました。

⑤バックアップ用予備機としても利用可能
メインの装置としてはもちろん、バックアップ用の予備機としても事業社様の負担軽減に活用できます。

■CS/BS-IFブロックプロセッサー(HBP10S)希望小売価格:オープン価格
■発売日 :平成30年1月16日

<製品に関するお問合せ先>
DXアンテナ株式会社
【カスタマーセンター】0120-941-542
http://www.dxantenna.co.jp/customer/
<本リリースに関するお問合せ先>
DXアンテナ株式会社 営業本部 広報課
〒652-0807 神戸市兵庫区浜崎通2番15号
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