DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 長代輝彦)は、「周波数変換システム(dCSS方式)(CS/BS左旋ダウンコンバーター・CS/BS左旋アップコンバーター)」を7月27日に発売いたします。
周波数変換システム(dCSS方式)は、集合住宅において既設の2K衛星放送受信設備をできる限り利用し、低コスト・短工期・省施工で新4K8K衛星放送化が実現できる新しい改修工法になります。
全面改修工事におけるすべての機器交換と受信システム設計の見直しにより発生する費用や施工期間などの大きな課題が解消される周波数変換システム(dCSS方式)は、集合住宅において、最適なシステムになります。
本製品は、BS/CS左旋帯域から視聴したいチャンネルを選択し、「CS/BS左旋ダウンコンバーター」により、地上デジタル放送帯域の下の周波数帯域へ周波数変換(ダウンコンバート)し、各お部屋のテレビ端子まで伝送します。その後、「CS/BS左旋アップコンバーター」により、お部屋の4K8Kテレビの手前で周波数変換(アップコンバート)することで、幹線部分は既設の2K衛星放送受信設備のまま新4K8K衛星放送が視聴可能となります。
それにより、全面改修において困難だった宅内工事に伴う日程調整も不要となり、工期短縮にもつながります。
また、今後新たにCS左旋チャンネルが増えた場合でも、幹線部分のブースターを「CS/BS-IF・CATV (1GHz対応)ブースター」に交換することで、最大4chまで追加できます。
<製品の主な特長>
【CS/BS左旋ダウンコンバーター】
■共有部初段ブースターの手前にダウンコンバーターを設置し、左旋帯域の指定チャンネルのみ周波数を下げて伝送
新4K8K衛星放送で使用される周波数のうち最大12chを、伝送可能な地上デジタル放送帯域の下の周波数に変換して伝送。
■新4K8K衛星放送(3224MHz)に対応
3224MHz対応で2K・4K・8Kすべてに対応。
■電波干渉対策強化 高シールド構造で安心
高シールド設計により電波漏洩やイミュニティ対策も万全。
■HSマーク(ハイシールドマーク)登録済
衛星テレビジョン放送の中間周波数帯域において、一定以上の遮へい性能を有する機器として登録。
【CS/BS左旋アップコンバーター】
■CS/BS左旋ダウンコンバーターで変換した低い周波数を本来の周波数に再変換
各戸の4K8Kテレビの手前に設置し、CS/BS左旋ダウンコンバーターにより変換された低い周波数を、新4K8K衛星放送で使用される本来の周波数に戻す。
■軽量・コンパクトサイズ
軽量・コンパクトでテレビの前に設置しやすいサイズ。
■新4K8K衛星放送(3224MHz)に対応
3224MHz対応で2K・4K・8Kすべてに対応。
■電波干渉対策強化 高シールド構造で安心
高シールド設計により電波漏洩やイミュニティ対策も万全。
■HSマーク(ハイシールドマーク)登録済
衛星テレビジョン放送の中間周波数帯域において、一定以上の遮へい性能を有する機器として登録。
※最大12チャンネルまでの対応となります。
※各視聴するテレビにアップコンバーターの設置が必要。
※ケーブルテレビが運用されている施設では利用不可。
品名: CS/BS左旋ダウンコンバーター
型番:DC32LL
受注開始日:2020年7月27日
希望小売価格:480,000円(税抜)
品名:CS/BS左旋アップコンバーター
型番:UC32LL
受注開始日:2020年7月27日
希望小売価格:48,000円(税抜)
<製品に関するお問合せ先> DXアンテナ株式会社 【カスタマーセンター】 (ナビダイヤル) 0570-033-083 |
<本リリースに関するお問合せ先> DXアンテナ株式会社 販売推進課 営業企画チーム 〒651-2241 神戸市西区室谷1丁目2番2号 mail:kouhou@dxantenna.co.jp |