DXアンテナ株式会社

新着情報

2018年本放送開始前でも4K・8Kが測定できるレベルチェッカー + 信号発生器を同時新発売!

DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 米山實)は、2K・4K・8K放送に対応したレベルチェッカーLC60WSおよび4K・8K放送で使用される左旋衛星放送の基準信号を出力する信号発生器SG1WSを2016年11月20日に同時発売いたします。

2018年に実用放送が予定されている4K・8K放送では、これまで放送波として使われていなかったBS110度CS左旋円偏波が使用され、3224MHzまで拡張された衛星IF周波数で伝送されます。このため、従来のレベルチェッカーでは4K・8K放送の伝送帯域(2224MHz~3224MHz)を測定できませんでした。
今回発売するレベルチェッカー(LC60WS)は、従来のUHF放送、BS・110度CS(2K)放送、LTE帯域のレベル測定はもちろんのこと、前述の4K8K放送のIF帯域のレベルの測定も可能なモードを追加いたしました。また、同時発売する信号発生器(SG1WS)は、4K・8K実用放送開始前に、新築・改修物件で4K・8K受信システムを導入されるお客様に対して、受信システムの検証のための基準信号を発生させることができます。
さらに、両機を組み合わせて使用することで、信号発生器(SG1WS)から出力される全チャンネルの信号をレベルチェッカー(LC60WS)が自動的に追従して画面に一覧表示させる機能や、チャンネルごとに減衰量を画面表示して、システム系統内の診断を容易に行うことが可能となります。

信号発生器・レベルチェッカー

<レベルチェッカーLC60WSの特長>
レベルチェッカー

①全チャンネルの信号レベルを自動測定・一覧表示が可能
同時発売の信号発生器(SG1WS) と組み合わせて使用することで、信号発生器から順に出力
(スイープ)されるチャンネルの信号レベルをレベルチェッカー(LC60WS)が自動的に追従測定
して、測定結果を画面に一 覧表示します。

②伝送路診断機能搭載(特許出願中)
同時発売の信号発生器(SG1WS)で4K・8Kの周波数帯(2224~3224MHz)の基準信号を発生
させることで、受信システムの機器・同軸ケーブルの伝送損失を測定します。
また、測定結果の表示により受信システムの検証を行うことができます。

③広帯域(3224MHz)測定に対応
当社従来品のレベルチェッカー(LC50W)の機能(地上デジタル放送、BS・110度CS右旋の
レベルおよび信号品質測定)を継承し、さらにBS・110度CS左旋帯域(2224~3224MHz)の
レベル測定が可能です。

④レベルと信号品質が同時に測定可能(BS・110度CS左旋を除く)
レベルと信号品質が同時に測定表示できますので、切り換え作業がなく簡単に測定できます。

⑤BS・110度CSアンテナやブースター内蔵アンテナに電源供給可能
レベルチェッカーLC60WSからBS・110度CSアンテナやブースター内蔵アンテナ用のDC15Vの
電源供給ができます。

⑥音・表示による受信判定
レベルチェッカーは、受信レベルが適切なレベル(望ましい受信レベル)になると音と画面表示
(GOOD表示)でお知らせします。

⑦付属のmicroSDに測定データを保存
パソコン等の画面上でデータ確認や集計を行うことができます。

⑧楽々集計ソフト
信号発生器 「楽々集計ソフト」の使用により、現場で測定したデータから簡単に報告書を作成することが
できます。

<信号発生器SG1WSの特長>

①衛星信号の任意のチャンネルに合わせて信号を送出
BS・110度CS右旋/左旋両偏波の全チャンネルの信号を任意で選択することができます。

②出力レベルを1dBステップで設定可能
受信システムの規模に合わせて、50~100dBμVの間で可変設定ができます。

③ブースターのコンバーター電源等の外部電源でも動作
電池寿命を気にすることなく連続使用が可能です。

希望小売価格
■レベルチェッカー      LC60WS    希望小売価格:オープン価格
■信号発生器         SG1WS     希望小売価格:オープン価格
発売日 :平成28年11月20日(同時発売)